悪夢の続きは【小説】&重大発表!

兎目覚める夜 重大発表 小説
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最高ランク : 9 , 更新: 2023/05/06 5:27:34

今宵、一羽の兎が目を覚ます――

どうも、皆さんこんばんは。

橙翼深兎です。

今日は、GW企画の小説を書こうと思います。

テーマは、黄色からリクエストされた「夢の中に閉じ込められてピエロに追いかけられる話」です。

ホラーは書いたことがないので自信はありませんが、頑張ってみます!

題名は「悪夢の続きは」です。

では、どうぞ!


「悪夢の続きは」

――果たして、俺はなぜこんなところにいるのだろう。

見渡す限りの闇、闇、闇。

いつ、どのようにしてここに来たのか、思いだそうとすると、頭に靄がかかったような感覚に陥る。

はあ……俺は半ば気だるげに周りを見回す。

すると……

「……っ!?」

背後に、俺を恨めしそうな目で見つめるピエロがいた。

俺は何がなんだか分からず、ただただ純粋な恐怖心に駆られて走り出す。

助けて、と叫ぼうとするが、口から出るのは微かな息の音だけ。

助けを求めたいのに、全く声にならない。

恐る恐る後ろを振り向くと、すごいスピードで俺に迫ってくるピエロの姿。

――ああ、死ぬ。

俺は死を覚悟し、走るスピードが徐々に落ちていく。

目を閉じると、ピエロの凄まじい足音がだんだんと大きくなっていく。

……まあ、こんな変わった最期も悪くはないだろう。

ピエロに襲われて死ぬなんて聞いたことがないが、変人な俺にはそれがぴったりだ。

俺はもうすっかり死を受け入れていた。

やがてピエロに体を捕まれ、頭に鋭い痛みが走る。

何をされたかは知らないが、もうすぐ死ぬのだろう。

そして、俺は意識を手放した。


目が覚めると俺は見慣れた自室のベッドの上にいた。

あれ、俺は死んだはずじゃ……と考えたあと、単純な事実に遅れて気付く。

「――なんだ、夢か……」

夢の中であれだけ真剣に死を覚悟していた自分が馬鹿らしい。

苦笑しながら体を起こすと、俺はギョッとした。

ドアの前に立ち、俺を恨めしそうな目で見つめていたのは――


あのピエロだった。

刹那、ピエロが俺の目の前に来る。

そして、俺の視界は赤く染まったのだった。



どうですか?

初めてのホラー小説ですが、ちゃんと出来てますかね?

はっきり言ってすごく心配です。


では、ここからは重大発表に移ります。

俺の相方さんが決まりました!

希望者を募り、公正にルーレットを回した結果は……


黄色のシャーペン!


黄色、おめでとう!

というわけで、俺の相方さんは黄色に決まりました!

相方希望してくださった皆さん、ありがとうございました!

では、今日の投稿はこれでおしまいです。

それでは!

――朝日が昇り、兎は再び眠りについた。

翠風深兎@リリィとペア画


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語彙力?
語彙力は今、火星旅行中((
これからよろしく!


翠風深兎@リリィとペア画
2023/05/06 5:31:54 違反報告 リンク