小説みたいなもの書くー

小説
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最高ランク : 1 , 更新: 2017/12/27 8:30:54

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『潔癖症』







ー人間は気持ち悪い。ー

いつからだろうか、そう思い始めたのは。
そんなことをいちいち覚えられるほど、私も器用ではない。
ただ、最初にそう思った瞬間は覚えている。


とある夏の日。
私は部活が終わると、先に玄関で待ってもらっている友達の元へ向かった。
目的地に近づくと、その友達の声が聞こえる。
何の話をしているんだろう、と思い、私はそーっと耳を澄ます。
数秒後、私は自分の耳を疑った。
「○○さんってさぁーめっちゃ気持ち悪くない?」
聞こえてきたのは、友達の声。そして、○○さんとは、クラスの中でもいつも独りでいる子だ。
「えー?何でー笑?」
「だってさ、髪の毛もぼさぼさだし、話しかけてももじもじしてて鬱陶しいっていうかー笑」
正直、聞いてられなかった。
誰だって嫌いな人は一人はいるに違いない。そう分かっている、分かっていたはずなのに。
なんなんだ、この気持ち悪さは。
自分もいつかあんな風に言われるのか、あんな風になってしまうのか、いつか、汚い泥にまみれてしまうのか__怖い。
そして、友達と話していた子は、私とは何の関係のない子だった。いつの間にあんな子と仲良くしているのだろう。いつか、私はいらなくなってしまうのだろうか、今一緒に過ごしている友達も、明日には離れて行ってしまっているのではないか。
とにかく、怖くて怖くて、周りを気にすることもできずに私はその場に座り込んだ。
この日は、友達に「遅れてごめんね」と謝り、一緒に帰った。

次の日から、私の生活は変わった。

まず、私は今まで一緒に話していた何人かの友達とはだんだんと話さなくなった。
友達に離れられる前に、自分から離れてしまえ。それが私の答え。
そうすることで、私は人の悪口や迷惑なことをする汚い存在にはならずに、綺麗な状態を維持できる。
それに並行して、「人間は気持ち悪い」と思うことが多くなった。
グループを作るときとか、付き合ってた子と別れるとき、先生の話を聞かずに話してるとき…主に、人の我儘、自己中心的なところ。仕方ないと分かりつつも、やっぱり気持ち悪くて目眩がする。

気が付いたら私はいつぞやの悪口を言われていた子のようになっていた。

ある日、私が一人で文庫本を読んでいると、一人の男子が話しかけてきた。
「なぁなあ、何よんでるんだよー。」
「えっ?あぁ、この本はね…」
彼は、クラスの中では比較的地味なほうだが、自分の意思をしっかりといえる。臆病な自分としては羨ましい。
話しかけられたこちらとしては少し驚いたが、この日から彼は私に話しかけてくるようになっていた。
そして不思議と、私は彼と話していて気持ち悪い、怖いという感情はなぜだか湧かなかった。むしろ、毎日話すのが楽しいくらい。
_もしかしたら、






もしかしたら、これが恋とかいう物なのかもしれない。










***



>>>飽きた<<<






面倒になりました((






続きませぬ笑







たまに小説書きたくなることがあるんだよねー、文才とか死んでるけど…








では







See you!!

*緋色月みあ。(謎)


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はいよw

울_ウル_(^+_・^)@IATO
2017/12/28 5:48:06 違反報告 リンク