Part3

ぱーとすりー
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↑Part２


【Part３】

生まれ変わったら、
もし、レイアが私のところへの戻ってきたら
私は気付けるのでしょうか。


_________ __ _




あの会話をしてからレイアが目を覚ますことはありませんでした。



とうとう恐れていた最後の日が





来てしまいました。

レイアのお母さんもお父さんも
主治医さんも
気を使って私とレイアだけの空間にしてくれた。

全てがスローモーションのように感じられた。


















カーテンがひとりでに揺れ、


なぜかフッと気が抜けたその時。




山のような線が

一直線に ___________ __ _







静かな静かな中でレイアは11年という短い、
儚い、人生に休符線を打ちました。

カーテン越しに聞こえた、

鼻をすする音、

死亡確認をする主治医。
















「13:08ご臨終です」
「長いこと、よく、彼女さんも、ご家族の方も耐えました。」












私は、泣かなかった。
約束したから。




生まれ変わったら、そんな話をした日、


一個約束をした。





レイアにもう、泣き顔見せないって







だからいっぱい我慢して、目の前が何がなんだかわからなくなっても、とにかく作り笑顔でもいい。
とにかく笑わなきゃ
涙こぼしちゃだめだ
何一つとして約束守れないなんて

それだけは嫌だっただから
頑張って、



「ありがとう
レイア
ありがとう」



何度も何度も言い続けた


聞こえるはずのない言葉を

もう、存在しない人への言葉を

発し続けた。

















次の日、お通夜があり、

次の日は告別式がありました。


ここではもう涙は言うことを聞かずボロボロと無愛想にこぼれ落ちるあまりでした。




レイアがとても気に入っていた
造花の花かんむりがありました。



それをしっかりと
いつもレイアが握っていた写真も共に
棺桶へ入れ



レイアを異世界へ




送り届けました。









火葬場（室）に私一人だけが残り













最後の最後まで厚い扉越しで燃やされるレイアを扉越しに過去への話を
（はたから見たらただの独り言）
みんなが戻ってくるまでして、




最後のサヨナラをした。








お墓に入れるまで私がレイアを抱えさせてもらっていました。






































それから、［心］のパズルの多くのパーツをなくしたまま二ヶ月を過ごした。














もう、実の家へ戻っていた私は毎日がモノクロ

すべてのものがコマ送りの映像のように

時が過ぎていった













１２月10日去年の私の誕生日。

誕生日プレゼントが届き、





昨日、指輪が送られてきました。


送っているのはレイアのお母さんだけれど
中身はすべてレイアのもので、




送られる11時間前、

星がとてもきれいに見えた
ここ最近は見えれなかったのに

あ、今日は_____ _

そう思い、真夜中に外に出て



レイア を探しました。



まあ、見つかるわけないのに、
探し始めた私が馬鹿みたいで
涙が二年前みたいにボロボロこぼれて

泣きすぎたのか
多分、レイアが今生きていたら声変わりしてこのぐらいの声だよなーっていう
声で

【大好きだよ。何があってもいつも見てる。
ハルヒなら大丈夫】


って言ってくれて


それでまた泣いてそれで終わりだと思ったら

一緒に燃やしたはずの花かんむりの一部。


それが落ちてきて。




あーもう。レイア、あなたはどこまで私を驚かせてくれるの？
どれだけ私を強くしてくれるの？
どれだけ、どれだけ、


惚れる要素しかなくて

泣かせる要素しかなくて



幼すぎた約束を
いつか叶えたいのです




私はそのレイアの夢を叶えるために

今日も、どれだけ辛くても生きていこうと

もがき続けようと未来への砂をこぼしていこうかと思います。










レイア、いつまでもあなたは私を
嫁として見守ってくれるかな？














将来愛するだろうもうひとつの命になってくれますか？













今度は早とちりしないでよね（笑）
私より先にまた逝ってしまったら
そんなの考えたくないから。












また、来年。
待ってるからね



























































_____________END_______________



読んでくれた方、ありがとうございました
過去物語です

もしもよかったら客観的な意見がほしので、
もしよかったらからFF外でもコメントを、))

あと、事実です
花かんむりあたり信じられない人たくさんいると思いますが事実です、

こんな長い過去物語、お読みいただきありがとうございました！

緒方華蓮

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泣いたのねwww

緒方華蓮
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